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代表あいさつ
疑問に対する答えが見つかったとき、
この仕事が私の「ライフワーク」に
なると感じました。
前法人の環境開発事業部で人工芝事業を始めたのは2007年ごろです。その後、2015年8月に「ISP環境開発株式会社」を設立しました。当初はヨーロッパの人工芝を代理店として販売していましたが、「新しい人工芝の開発」へと切り替えました。きっかけは、競技場のグラウンドにおける人工芝の問題に気づいたからです。
なぜ、日本国内の競技場の路盤がコンクリートやアスファルトなのでしょうか?
人工芝のほとんどは表面撥水が80%なのに、なぜ透水性アスファルトが必要なのでしょうか?
路盤がコンクリートのグラウンドで、多くの少年アスリートが骨折などの怪我をしているにもかかわらず…。
その理由は、
見た目を綺麗にするため。
表面の平坦性を出しやすいため。
テニスコートから派生した施工方法のため。
そして最も大きな理由が、受注した施工業者が施工高を上げるためだったのです。
なぜ、学校などの運動施設、特に税金を使う施設は低価格でできないのでしょうか?
それは、スポーツ業界が利権の温床になっているからです。特に、各種スポーツ連盟・協会などは、大手メーカーやゼネコンの運動部出身の先輩後輩などの人間関係が多くのビジネスに利用されています。教育、行政、関係施設は「税金」を使います。したがって、運動施設の成り立ちは「いかに予算をフルに使うか?」というところに集約されます。結果として、1億円で造れるサッカー場が3億円になるのです。これは膨大な利益です。
次に、なぜ人工芝のグラウンドに海外では全面禁止になっている「再生ゴムチップ」が日本国内では今も使われているのでしょうか?理由は簡単です。大手上場会社が製造しているためコストが非常に安く、利益が出るからです。
では、なぜ天然芝を使用しないのでしょうか?天然芝を美しい状態に維持するためには、多くのコストと手間がかかります。特に競技場では、多くの水、農薬、除草剤、また季節に応じての張り替えが必要となります。
そこで弊社は、既存の人工芝が抱える課題を一つずつ解決することにしました。まず、充填材の開発に着手し、次の課題に取り組みました。
- 常に一定の水分を保つこと。
- 充填材の組織を破壊する水分を撥水すること。
- 衝撃を吸収すること。
- 静電気をなるべく発生させないこと。
- 雨水による充填材の流出に影響を受けにくい比重にすること。
- ボールのバウンドなどの動きが天然芝と同じであること。
試行錯誤の末、2018年に天然素材だけを使用した充填材『D-REYchip(ディーレイチップ)』が完成しました。ボールの動き、温度、静電気の抑制、保湿力など、ほとんどの問題をクリアしました。「天然素材」という自然の力を利用することで、植物が放出する自然のパワーが脱臭、抗菌効果も生み出しました。
さらに、株式会社テイコク製薬社の『IFMC.(イフミック)』との出会いから、イフミックを含有させた「環境芝」が誕生しました。
こうして、健康と環境に配慮した高水準の次世代人工芝が完成したのです。
弊社では日々、研究と試行錯誤を重ねています。現在では、競技場はもちろん、公園、商業施設、家庭の庭、幼稚園、屋上緑化、ヒートアイランド対策など、多岐に渡る支持と関心をいただいています。
運動施設はそれを発注する人、施工する人、口利きをするコンサルタントや政治家のためのものではありません。使う人が優先です。アスリート・子供たちファーストです。
常に原点に立ち返り、アスリートファーストを目指していく。それが私のライフワークです。
代表取締役 岡﨑 健伍
展示場
HDC神戸館内3階に
環境芝を展示してます
JR神戸駅前にあるHDC神戸(ハウジング・デザイン・センター神戸)は、住宅設備やインテリア、リフォーム、不動産情報など、住まいと暮らしに関する様々なショールーム・ショップが集まった総合施設です。環境芝DT-01と新開発の環境芝DT-03を展示しております。
【HDC館内3階 環境芝展示場】(Google Map)
神戸市中央区東川崎町1丁目2番2号
●営業時間 10:00~19:00(ショールーム・ショップにより営業時間・営業日が異なります)
●定休日 毎週水曜日※祝日は営業